[ がん化学療法 ]
がん化学療法の現在の情報、及び各科からのお知らせをご案内します。
『がん化学療法』の概要
当院では2006年6月より外来化学療法室の運営を開始し、化学療法に対する知識や経験の豊富な専任の医師、看護師、薬剤師などのスタッフが常勤として治療に携わっています。
患者さんの全人的な苦痛(身体的、社会的、精神的、スピリチュアルな問題)に対応すべく、当センターではスタッフ一丸となって、外来化学療法室で通院治療を受けられる患者さんのQOL(Quality of Life = 生活の質)を維持出来るよう努めてまいります。
当院で行う化学療法の内容については、原則、ガイドライン等で標準治療と規定されているものを事前に委員会で審議し、登録しています。治療のスケジュール、投与薬、投与量の管理等を徹底することで、安全に治療が行われるよう取り組んでいます。
□ がん化学療法委員会を構成するスタッフ
委員長 乳腺甲状腺外科医師
副委員長 泌尿器科医師、外科医師、消化器内科医師
委員 がん診療に携わる各診療科医師
医療安全管理部
看護師
薬剤師
管理栄養士
診療情報管理士
- ■がん化学療法治療中の患者さんへ
副作用症状などで療養困難、緊急と思われる場合などの
緊急連絡先
TEL:(0848)47-1155(代表)
平日(8時30分〜17時):各科外来及び外来化学療法室
休日、祝日、平日時間外(17時〜翌朝8時30分):救急
外来
上記へ連絡し、当院で化学療法中であること、症状など
の御相談内容をお伝えください。
担当医へ伝えます。
また、緊急時、当院にて治療中の方の入院受け入れが可
能です。 - ■就労と療養の支援について
就労と療養の両立に必要な情報を提供し、診療情報を提
供した後の勤務環境の変化を踏まえ療養上必要な指導を
行うことが可能です。
患者さんと患者さんの勤務先と共同して作成した勤務情
報を記載した文書を提出される場合は、「勤務情報を主
治医に提供する際の様式例」をご利用ください。
「勤務情報を主治医に提供する際の様式例」
●PDFでダウンロード
https://onomichi-hospital.jp/upload/etc/work_info.pdf
●Wordでダウンロード
https://onomichi-hospital.jp/upload/etc/work_info.docx
●厚生労働省リンクhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000115267.html
- ■バイオシミラー(バイオ後発品)について
当院はバイオシミラー(バイオ後発品)の使用に積極的に
取り組んでおります。
バイオ医薬品の後発品をバイオシミラー、それ以外の後
発薬はジェネリック医薬品(後発医薬品)と呼んでいま
す。
バイオシミラーは、高度なバイオ技術を用いるため、ジ
ェネリック医薬品よりも多くの試験・審査を経ており、
先行バイオ医薬品と同様の効果と安全性が確認されてい
ます。
当院の化学療法で用いられるバイオシミラー
・インフリキシマブ
・トラスツズマブ
・フィルグラスチム
・ペグフィルグラスチム
・ベバシズマブ
など