[ 臨床研修のご案内 ]

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鈴木秀行研修医 2007/2/2
┗(カテゴリ)2006年度臨床研修医||Posted:2007-02-02
アメリカ研修報告
この度、約1週間のアメリカ研修を行いましたので、その報告を致します。
私たち初期研修医は、アメリカのミネソタ大学病院とNIHの2ヶ所の病院見学に行きました。
ミネソタ大学病院では、主に小児科と薬学部の先生に案内していただきました。
本当に親切に接していただき、初海外の私でも孤立することなく楽しい時間を過ごすことができました。
(私の口から英語はうまく発されませんでしたが…)。
院内はとてもきれいで、医学部生向けの実習施設なども非常に充実しており、とても雰囲気の良い病院でした。施設見学というよりは、大半の時間をディスカッションに当てられていため、何より言葉(英語)の大切さというものを痛感させられました。
NIHでは、敷地内に入るだけでも厳しいセキュリティチェックを受けるという貴重な(?)体験をしました。
ミネソタ大学病院見学の際、全く英語について行けず、貝のように口を閉ざしてしまったことから、隊長の宇田先生より必ず英語で質問するようにと指令が下されていましたが、NIHでは施設側から日本人通訳を呼んでいて下さり、施設紹介の資料も日本語で説明され、さすが世界のNIHと感動しました。(しかし、結局ディスカッションは英語でするハメになりましたが…)。
アメリカ政府が全資金を提供し、最先端の研究を行っている施設であり、患者側には一切費用負担がなく、院内の設備は言うまでもなく、患者の家族用の宿泊施設まで完備されており、想像を絶する豪華さでした。
病院見学以外の時間は、白銀のミネソタをなぜか楽しく散歩したり(迷子になったため)、博物館、大聖堂、美術館の見学と、普段全く興味を持って行くことのない場所を観光することができ、とてもいい経験となりました。
海外には全く興味のなかった私ですが、異文化に触れることにより、今後海外留学というのも機会があれば挑戦してみたいと、視野が広がったことが何よりの収穫でした。
初期研修の間に、このような貴重な体験ができたことを非常にありがたく思っています。