[ 臨床研修のご案内 ]

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池田佳寿子研修医 2007/11/9
┗(カテゴリ)2007年度臨床研修医||Posted:2007-11-09
早いもので、尾道市立市民病院での研修も8ヶ月目を迎えました。
長いようであっという間だった、これまでの研修を振り返ってみたいと思います。
◆4,5月◆
私の研修は内科から始まりました。
本当に右も左も分からない状態で、まず環境に慣れることに必死でした。
しかし、優しく非常に楽しい指導医の先生や内科の先生方、スタッフの皆さんに支えられ、そのなかで少しずつ『出来ること』が増えていきました。
手技に関しても、例えば、採血であれば外来の看護師さんに機会をいただき、1ヶ月ちょっと毎日外来の採血に通わせてもらったり、ルート確保であれば当直に入ったときにさせていただいたりと、様々な先生やスタッフの方に多くのチャンスをいただきました。
◆6月◆
脳外科での1ヶ月間の研修。
ローテートの必修の科に脳外科があるこの病院で研修をしていなかったら、脳外科での貴重な経験もなかったでしょう。
特に頭部CTの読影や胃管挿管・ルンバール等の手技はすごく勉強になりましたし、先生方にも細部に渡って、本当に熱心に指導していただきました。
◆7,8月◆
内科後半の2ヶ月。
最初の2ヶ月とは異なり、だいぶ仕事の流れも分かってきたので、少しずつ仕事も頼まれるようになりました。
腹部エコー、CV・クイントンカテーテル挿入や骨髄穿刺などの手技も機会があるごとに、指導医以外の先生方からも呼んでいただき、本当に勉強になり、有難かったです。
また治療の進め方やそれぞれの疾患に対する考え方も学ぶことができました。
◆9月◆
循環器科での1ヶ月間の研修です。
毎朝エコー室に赴き、技師さんとマンツーマンで心エコーの勉強をさせていただきました。
研修期間が1ヶ月だったので、時間はかなり限られていましたが、少しは上達したように自分では思うのですが…。
また、検査・治療にも積極的に参加させてもらいましたし、先生方の時間があるときに、本当に臨床で役立つ講義をしていただいたりと、すごく充実した1ヶ月だったと思います。
と、このような感じで研修をしてきたのですが、やはり良いことばかりではなく、悩んだりひどく落ち込んだりすることも時にありました。
また今年は研修医1年目が私一人ということもあり、寂しい思いをすることもありましたが、指導医の先生方をはじめ、多くの先生・スタッフの方々に支えられて日々楽しく頑張っています。
今後も、残りの1年5ヶ月の研修を更に頑張っていきたいと思います。