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[ 放射線治療について ]

尾道市民病院の放射線治療に使用される設備や治療法、管理システムについて紹介します。

放射線治療

最終更新日:平成26年06月04日
リニアック 測定機器 放射線治療用CT 治療計画システム
操作室 画像誘導放射線治療 放射線治療部門の電子化 sp
画像誘導放射線治療

 病変の位置は、放射線治療の計画を行ったときから、体重変化によってわずかに誤差が発生します。 骨などの位置を放射線治療直前にレントゲン写真や、CTにて位置確認を行って、位置の微修正をおこなって、 計画通り正確に治療を行う画像誘導放射線治療:image-guided radiotherapy(IGRT)を行うことができます。 IGRTを行えるために、通常見込まれるマージン(誤差を見込んで病変にのりしろをつけて照射範囲を決定する)を小さくすることができるため、照射範囲が縮小し、副作用の減少が期待できます。 当院のIGRTはリニアック本体のみで行えるため、簡便で、低コストで導入・運用可能です。 IGRTはミリ単位での修正となりますが、関連する駆動部品・機器が少ないため高精度であり、精度維持が容易です。 IGRTにおいては確認画像撮影後に患者さんが動いてしまうリスクがあるために撮影・修正値の計算から照射までは時間が短いほうが望ましいのですが、 当院ではリニアックの操作端末のみで撮影、計算、修正までオートでおこなえるため、短時間でおこなうことができます。 部位により二次元、三次元の画像を撮像して、IGRTを行います(写真14)。 これら毎日の確認画像はすべて共通サーバー内に保管しています。

画像誘導放射線治療
【写真14】
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