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[ 緩和ケアチーム ]

緩和ケアチームの現在の情報、及び各科からのお知らせをご案内します。

『緩和ケアチーム』の概要

「がん」になったら、緩和ケア!

 わが国における死亡原因は、1981年(昭和56年)から悪性新生物(がん)が第1位を占め全死亡者数の約3割を占めています。さらに、がんの罹患率は、加齢とともに高くなることから、急速な人口の高齢化に伴い、今後もがんを原因とする死亡者の数は増加するものと考えられます。
 最近の医療技術の発展、高度化により多くの病気が治療できるようになり、がんの治療法も日々進歩しています。がん患者さんは、がん自体の症状のほかに、痛み、倦怠感などのさまざまな身体的な症状や、落ち込み、悲しみなどの精神的な苦痛を経験します。「緩和ケア」は、がん治療の初期段階から行う、身体的・精神的な苦痛を和らげるための医療です。
がん対策基本法では、重点的に取り組むべき課題の一つとして、治療の初期段階からの緩和ケアの実施をあげています。
 
緩和ケアの内容
<WHO(世界保健機関)の緩和ケアの定義(2002年)>
「緩和ケアとは、生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、疾患の早期より痛み、身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアルな(霊的な・魂の)問題に関してきちんとした評価をおこない、それが障害とならないように予防したり対処したりすることで、QOL:クオリティー・オブ・ライフ(生活の質、生命の質)を改善するためのアプローチである。」
【 原 文 】
Palliative care is an approach that improves the quality of life of patients and their families facing the problem associated with life-threatening illness, through the prevention and relief of suffering by means of early identification and impeccable assessment and treatment of pain and other problems, physical, psychosocial and spiritual.
 この定義には、命にかかわる状態でなければ緩和ケアは受けられないとは、書いてありません。しかし一般には、「緩和ケアは末期のケア」とか、「命を諦めざるを得ない人が行くところ」と理解している人のほうが多数です。1990年の定義では「治癒不能となった患者と家族に対しておこなうケア」と書かれており、定義変更の普及が遅れて、古い定義の方がいまだに広く使われているため、誤解が多いのだと思います。つまり、現行の定義から考えると、「治らない人のため」「死が間近な人のため」の医療というとらえ方は、時代遅れなのです。緩和ケア=終末期ケアではなく、がんと診断された時から治療と同時に行なわれるべきケアなのです。
体のつらさ、心のつらさ、生活のつらさなどさまざまなつらさを抱えたがんの患者さんとご家族の方に、緩和ケアチームで総合的にサポートを行います。

  緩和ケアnet http://www.kanwacare.net/

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