[ 臨床研修のご案内 ]
臨床研修医 伏見卓郎医師
┗(カテゴリ)2011年度臨床研修医||Posted:2011-05-23
5/12 初めての・・・
みなさん、はじめまして。
5月から研修をしている2年目の伏見卓郎です。
簡単に自己紹介をします。
私は、1年目は岡山大学病院で研修し、たすきがけで尾道市立市民病院を選びました。4月は岡山県北の病院で地域研修をしてきたため、5月からという変則的なスタートになりました。
ですから、現在の尾道市民病院研修医は2年目2人、1年目1人の計3人です。
できるだけ研修日記の更新をしていきたいと思います。
現在は消化器内科を回っています。
消化器内科の研修内容は、病棟管理や、内視鏡や腹部エコーなどの検査が中心です。
そして今日初めて上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)を受けました。
施行医は3年目の先輩医師。
まずは前処置です。
胃の中の泡を消す水(ガスコン水)を飲みます。これがまずい。
喉の麻酔を3回。検査台に横になった時には、覚悟を決めます。
そしてカメラの挿入ですが、実際に挿入してみると、すごく苦しい!
喉を通過するときの咽頭反射、喉を通過してもカメラの感触は常に感じます。
十二指腸に入るときのつっぱりも、胃の観察時の送気による膨満感も苦痛でした。
患者さんの苦労を実感しました。
そしてなにより、看護師さんの優しい言葉が本当に嬉しい。
診断は、逆流性食道炎Los Angels分類Grade A 十二指腸炎。
症状はまったくなかったのですが、まさかここまでとは。
PPI(胃薬)の内服を勧められました(泣)。研修医はストレスがたまるのです。
いや、ここ最近、歓送迎会でお酒の頻度が高かったのが原因かもしれません・・・。
まだまだ10日ほどで、病院にもカルテにも慣れませんが、指導医の先生方やコメディカルの方も優しくて、楽しく(?)研修をしています。
今後もよろしくお願いします!