[ 臨床研修のご案内 ]
医師卒後臨床研修関係の情報をお知らせします。当院は臨床研修病院の指定を受けております。
臨床研修医 伏見卓郎医師
┗(カテゴリ)2011年度臨床研修医||Posted:2011-07-29
さてさて、7月は脳神経外科をローテートしております。
脳神経外科では、脳卒中などの内科的治療と、慢性硬膜下血腫の血腫除去術、脳腫瘍摘出術、脊髄の椎体形成術などの外科的治療の両面を経験することが出来ます。
印象的であったのは、開頭手術です。実は開頭手術に立ち会うのは、学生以来2年ぶりでした。(麻酔科研修の時に、麻酔側としてはありますが。)
脳神経外科領域では、顕微鏡下に手術を行うことが多く、一旦顕微鏡が術野に入ってしまうと、助手の仕事はなくなります。後は延々手術が終わるのを待つのみです。
待っている間も、もちろん清潔でいなくてはならず、目が痒くても、頭が痒くても、背中が痒くても、我慢、我慢です。
このとき頭の中で唱える言葉は唯一、「心頭滅却すれば火もまた涼し」。目指すは禅の境地。
しかし、まだまだ未熟者の私はそうはいきません。これもまた修行が必要です。
そして世間では梅雨もあけ、夏真っ盛り。
今週末には尾道でも花火大会があります。発数は13,000発と中国地方最大級だそうです。
救急外来でも熱中症が増えています。体に気をつけて夏を楽しみましょう。