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このトピックスは 『秋の花粉症について』 です。

尾道市立市民病院では、尾道市民の皆様の健康増進を願い、定期的に“健康”に関するトピックスをWEBで公開しています。  →が記されている医師は異動により、現在は当院に在籍しておりません。

 

秋の花粉症について

2004年10月号掲載 耳鼻咽喉科 木村信次医師|2008-11-29

 暑くて寝苦しい時期が過ぎ、過ごしやすい季節になりましたが、この時期、鼻水やくしゃみが長びいている方はいらっしゃいませんか。
風邪だと思っていたら実は花粉症なのかもしれません。花粉症は飛散の少ない植物も入れると春だけではなく、1年中あるものなのです。

 夏から秋にかけてヨモギやブタクサなど、いわゆる雑草と呼ばれる野原の草花が開花し、花粉症を引き起こす原因になっています。
近くに雑草の生い茂る野原があったり、鼻症状だけでなく目のかゆみや充血などの症状も伴うなら、花粉症の可能性があります。

 耳鼻科を受診し検査を受けられてはいかがでしょう。鼻汁を少し取ってアレルギー反応を起こしているかをみたり(鼻汁好酸球検査)、採血して実際にブタクサやヨモギに対する抗体を調べたりすることができます。検査の結果花粉症であることがわかれば来年からは予防的に薬を飲んだり、点鼻薬を使ったりして症状をおさえることも可能です。特に毎年この時期に鼻症状でお困りの方は、一度受診されることをおすすめします。

文責:尾道市立市民病院 2004年10月号掲載 耳鼻咽喉科 木村信次医師|2008-11-29
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